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「めいぼく椀」は木工の盛んな地域、神奈川県小田原市にある木工メーカー薗部産業で1996年に誕生したロングセラー商品です。
薗部産業は原木の加工から塗装までを一貫生産で行っており、めいぼく椀をはじめとした多くの製品は国産の木にこだわり「無理なく、無駄なく、土に還るまで最後まで使いきる」製品作りをされています。
「めいぼく椀」は加工にもこだわりがあります。加工し易い木の取り方ではなく、年輪を縦に割るように木取りをする板目(いため)を使用しています。そうすることで、より美しい木目をみせることができますが、割れを防ぐための「乾燥」や、お椀の形を整える「ろくろ挽き」といった作業が非常に大変になるそうです。
これらの工程は職人達の勘と経験を頼りに手間暇惜しまず行われており、10ヶ月以上の時間をかけてようやく出来上がります。
長い時間をかけて出来上がっためいぼく椀は、手のひらに馴染みやすい形状で、優しい木の温もりが肌に伝わってきます。
適度な厚みがあることで、縁は口当たり良く、熱々のスープを入れても熱が伝わりにくくできています。
表面はウレタン塗装をしているため、水や食材の染み込み、色・におい移りを防ぎます。
美しい木目を感じていただけるよう着色がされていないため、使っている間に艶や深みが増し愛着がわきますね。
カリモク60オフィシャルショップでは「橅」「欅」「桜」の3種類を用意しております。
同じ木でも1つ1つの表情が大きく異なりますので、ぜひ店頭であなたのお気に入りを見つけてください。
薗部産業
めいぼく椀
樹種:橅(ブナ)・欅(ケヤキ)・桜
サイズ:11.5×6(cm)
価格:4,180円(税込)
取り扱い店舗:新宿店・豊洲店・名古屋店・大阪店・西宮店(2021年10月26日現在)
スタッフ 横田